キングオブキングス第2話
フォーモリアの地図を確認する。
わが城は東の端にあり、もう後がない。
対する魔王ルシファーの城は西側にあり、付近に町がいくつもある。
大臣からの説明によると、町を支配できれば、1日に100万円の収入を得ることができる(城も1日100万円の収入がある)。
町を支配するには王自身か、あるいはファイター(戦士)を派遣する必要があるとのことであった。
現在、スペード国には戦費として、1500万円あるという。これをもとに兵を整え、魔王を滅ぼしてほしいとのこと。
ふむ、なるほど。で、我が軍の兵力はいかほどなのか
大臣 ”わが国に常設の軍はなく、その予算で兵を雇い、軍を編成してください。”
ど、どういうこと??? 魔王の軍が集結してるんでしょ?
眼前が暗くなるのが分かる・・・・めまいもしてきた・・・
そりゃあ、負けるわ・・・・
大きなため息をついた後、気を取り直し、兵の雇い方やその特徴について確認をする。
このシナリオでは、ファイターとゴブリンとハーピー(顔は人間で体は鳥というモンスター)とエルフを雇うことができる。
ファイターは先ほど説明があったように、街を支配し、収入(上納金?)を得ることができるようになる。あと、なんと、あの魔王に対して、なかなかの攻撃力を有しているというのだ。
ゴブリンとハーピーとエルフは3すくみの関係で、ハーピーはゴブリンに強く、エルフはハーピーに強く、ゴブリンはエルフに強いという。
作戦としては、ファイターで街を支配し、収入を確保する(敵の支配する街を奪還すれば、敵の収入を減らすことにもなる)。
ゴブリンやハーピーやエルフなどを使って、相手の兵を倒す。
ファイターで魔王をタコ殴りにする。
こんなとこか。いや、こんなんでいいのか・・・・
現代顔負けの情報収集能力で、マップを俯瞰的に見ることができ、相手の懐具合も丸見えだという(むろん、相手にもこちらの情報は漏れているらしい)。
そして、驚くべきことに相手も同じ予算である上、敵は集結しているといいながら、わが国と同様、今から、兵を雇い、兵を整えるという。
??? ここまでわが国の軍を破ってきた魔王軍は一体どこにいるのだろう・・・
まあいい、敵がこちらと同じ条件で戦ってくれるのであれば、勝利の可能性も見えてくるというもの。希望の光がようやく見えてきた。
今回AIタイトルアシストでいいのがありませんでした。