夏の朝の散歩。
川沿いの道を歩く。空は青くて、広い。
飛行機雲が流れて、太陽に吸い込まれていく。
木漏れ日の中を歩いていると、自分が風景に溶けていくような感覚になっていく。
中学生か高校生のサッカー。青色のチームはカウンターが上手で、ゴール前から2回も得点をあげた。
雨の上がった翌日。天気はいいが、気温はそれほど上がらない。少しむしむししているが、気持ち良く歩ける。
自由と不自由(制約や制限)について、考える。
自由の方がいいけれど、することがないと、おそらく怠惰・無気力につながるかもという、なんともつまらない考えが浮かぶ。自由と不自由を自由に行き来できるのがいいかな、なんていうとってもいいかげんな結論にたどり着く。
愛犬が隣の部屋で吠えている。
ここに来て、遊んでちょうだいって言っているのだ。
それを無視して、これを書いている。
さっきまで、1時間以上、一緒に散歩をしたので、僕のほうは満足している。
彼女にはまだ、足りないかもだけど・・・
散歩をする自由、これを書く自由、当たり前だけど、時間がないとできない。
じっさい、仕事やあれやこれやに時間を使ってしまっていて、書かないままにずいぶんと経ってしまった。
別に仕事ではないので、わるいことではないけれど・・・
なんだかんだで過ぎていく日常。ゆっくり味わえることのありがたさ。
大切なものは目にはみえない。
自分の気持ちもがまんや無視をしていたら、だんだんと植物がしおれるように、その気持ちはなくなっていく・・・
年をとって、役割や責任も増えてきて、少しずつ少しずつ考えや行動が保守的になってきているような気がする。なかみはあまり変わってないんだけれど・・・・
もう少し、自分のしたいことを尊重してみるのもいいかもって思う。
もう少し、新しいことをやってみるものいいかもって思う。
心が楽しいって思うことを。ムダなことを。気負わずに。
繰り返す同じような日々にちょっとしたスパイスになるかもしれない。
書いて頭がスッキリしたし、シャワーでも浴びよう